都会における工場の求人数の動向

工場自体の求人倍率は微減している

コロナ禍により、求人数に大きな影響が出てきています。自動車や工作機械を製造する企業に関しては、求人数が全国面で微減しています。対して家電や重工業・プラント・半導体や精密機器などは求人数が微増しているため、全国レベルではわずかながら求人数は下がっているといえます。都市圏では具体的にどのように求人数が推移しているのでしょうか。基本的に半導体業界、電気・電子関係での求人数は多く、積極的に採用をしているといいます。都市圏の中でも大阪を例に挙げると、2021年7月の生産工程の職業に関連した求人倍率は常勤で1.64となっており、2021年6月と同様で工場全体の求人募集に関しては変わらない部分があることは事実です。中でも金属材料製造に関しては2.33ですが、2021年6月は2.25でした。そのため、工場としての求人倍率はそれほど変わらないけれど、細かな部分で異なっているのが実情です。

求人倍率は徐々に高くなっている

大阪を例に挙げて新規求人数を確認すると、製造業全体では2020年に一時的に下がりましたが、2021年4月から徐々に求人数を増やしているのもポイントといえます。2021年4月以降、製造業全体での求人数に関しては4000人前後を推移しており、5月に求人募集数が4697人、7月に求人数が4795人と、非常に高水準であることがわかります。そのため、コロナ禍で2020年に一時的に求人募集数が下がったとは言えども、2021年4月以降は徐々に増加に転じているといっても過言ではありません。特に常勤への募集が増えていることも挙げられており、今後も増えていくのではないかと期待する声もあります。生産工程に関連した有効求人数は1万494人、求職者数6318人となっているため、有効求人倍数が高くなっていることがわかるでしょう。